芽吹く少女
by 永松平蔵
お盆休みに帰省した。
この部屋を出てからまだ半年も経っていないのに、妙に懐かしい感じがする。
母がマメに掃除をしているのだろう。
綺麗になっている旧自室は、既に別の部屋の様で寂しさも感じた。
夕食を終え、自室に引きこもる。
兄夫婦もいて、実家とはいえ落ち着かない。
開放的にパン一になってゲームを始めた。
コンコン
「おじさん、シャワー浴びたー。ゲームしようぜ」
扉を開けると、健康的に日焼けをした少年のようなショートカットの少女が部屋を訪ねてきた。
「おじさん、じゃねぇ!いや、おじさんなんだけど、お兄さんて呼べと何度も…」
「はいはい、にーちゃん。ゲームしようぜ」
「…はいはい」
歳の離れた兄の娘。
姪にあたる彼女には小さな頃から懐かれていた。
「…にーちゃん、ヒーラーをヘルプで出してよ」
「ん、てかさ。お前、脳筋にもほどがあるだろ、アタッカーしかいねーじゃん」
「えー、だってこれしか育ててねーもん」
「いやいや、役割ってもんがあってだな。…取り敢えずヒーラーとタンク、バッファー…」
「にひひ、なんだかんだ言ってにーちゃんと組むと思いっきり暴れられて楽しー」
「…ったく。フォローすんの大変なんだぞ」
「なんだかんだ言ってさ、うちら相性良いよな」
ご機嫌に笑う少年のような笑顔。
屈んだ服の隙間からプックリとした薄ピンク色の乳首が目に止まった。
「…ん?どうした?にーちゃん固まって」
慌てて目をスマホに向けるが、乳首が目に焼き付いてゲーム画面が目に入らない。
「い、いや?…てかお前、服ちゃんと着ろよ」
注意するフリをして、今度はバレない様にジックリと乳首を盗み見る。
ムクムクと下半身に血液が集まってくる。
「えー、だってアチーもん。にーちゃんだってパン一でしょ」
「え?ま、まぁ!な!」
慌てて甘勃起し始めたモノを隠す様に身を屈める。
「なんだよにーちゃん、急にパンツが恥ずかしくなったのかよー」
無邪気に彼女は笑った。
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