横三角絞め
by 克曇満
「……よくわからん。こうか?」
覚えたての技術を試してみようと、少女は全身に力を入れる。
あなたの体に巻き付いた小さな手足が、少女らしからぬ異常な力であなたを絞め上げていく。しかし、彼女の手足はあなたを拘束するには少し短すぎるようだ。
「ん、んん…… なんか、違うな……」
苦しい。
確かに苦しい。
しかし、失神に至るような血流阻害の兆候は見られない。頸動脈の圧迫による苦しさではなく、あくまで少女の尻によって呼吸器を塞がれていることよるものようだ。
「こう……尻を押し付ける……わけではないのか? 難しいな……」
とはいえ、上半身はほぼ完全に極められてしまい身動きが取れない。
状況が変わらないまま、少しの時間が経った。
体内の空気が徐々に少女の体臭に侵食されていく。押し付けられた股間から漂う雌の臭気と、徐々に増えてゆく体内の二酸化炭素により、あなたの脳に霞がかかる。
「……ほう。」
突然、あなたの股間に何かが触れる。
どうやら、少女の手のひらのようだ。
「うまく出来はしなかったが、効果はあったようだな……♥」
あなたの陰茎は固く勃起していた。少女に触れられたことにより、それに初めて気付くことになった。
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