公衆トイレの天使
by 永松平蔵
「やっと…帰れる。。」
プロジェクトが修羅場を迎え、数日間会社に泊まって働いた俺はフラフラになりながら深夜の帰路についた。
開放感…というより脱力感。
ふわふわと夢心地で視野が狭い。思考も感覚もボヤけている。
心、そして身体も疲れているはず、なのになぜだか股ぐらの愚息はギンギンで元気だ…。
「疲れマラってヤツだな…。もうそんな若くないっつーのに…」
独りの路地でそんな事をボヤきながら、夕食に買った栄養ゼリーを飲む。
このまま帰ったら泥のように眠るんだ。
そんなフラグを心で呟く俺の目は、普段気にも留めていない公衆トイレに釘付けになった。
「?」
別に催している訳でもないないのに…。
だが不思議と気になる。
すると、如何にも路上生活者といった風体の親爺がヘラヘラ厭らしい顔をしながら入っていく。
一瞬、迷った。
が、疲れて疲弊した理性は好奇心の勢いに負けた。
「!?!?」
トイレに入った瞬間、ムワッとイカ臭い強烈な臭いと共に衝撃的な光景が…。
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