逆バニーガール

by ちゃてぃ

心を揺さぶられる重低音の音楽が響く部屋に、詠美（えいみ）は連れてこられる
ニップルピアスの先ではネームタグが揺れ動き、観客へと自分の名前を披露することができた

「は、はじめまして。商品ナンバー５番の詠美です。」

照明の光にラバー素材の服を照らせば、客の目線は詠美へと集まってゆく
ショーのアシスタントにバイブの電源を入れてもらえば、彼女の準備は完璧になった

「今夜はいっぱい気持ち良くなりたいので、よろしくお願いします。」

露出した胸を腕で押し上げ、客に向かって笑顔を向ける
音を立ててしなった鞭が身体を叩けば、軽い音が部屋中に広がってゆく

「ち、乳首も可愛がってくださいね？」

鞭の音を皮切りに、詠美の痴態を披露するショーが始まる
ギラギラと輝く客の目線に、彼女の胸はかつてない高鳴りを覚えていた


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逆バニーガールという名の痴態お披露目ファッション
【裏通りの店先で】の後日談的な感じ