休暇中の神通さんを抱きしめえっち
by 募霧咲夜
「指揮官、お部屋にいらっしゃいますか?」
執務が終わり、自室に戻って数分後。明日から少し長めの休暇が与えられたこともあって、少し酒でも飲もうかと思っていた矢先に控えめに部屋の中を窺う声があった。
誰が来たのだろうと戸を開くと、それは神通だった。
「良かった。いらっしゃいましたね」
何か用だろうか。というか神通は今日から数日間の休暇を取っていたはずで、既に何処かに出かけているものだと思っていたが。
「今日は自室でゆっくりしようと思って部屋にいました。……せっかく近いタイミングで休みが取れたのです。明日は私に付き合ってくださる約束だったではありませんか。もうお忘れですか?」
まさか、可愛い専属艦のお願いだ。忘れるはずがない。ただ、神通は普段から下調べやら作戦立案のための資料集めやらといった準備に抜かりない。だから明日のための準備をしているものだと思っていた。
「準備なら、もう終わっていますよ。指揮官様の準備も少し進めておきました」
なんという出来た専属艦だろう。出会った頃から変わらない至れり尽くせりで頭が上がらない。
「ですが、少々問題がありまして。どうしても、見ていただきたいものがあるのです」
休暇の準備に問題が発生するというのはよくあることだ。大体この手のトラブルというものは余程念入りにしていても発生してしまう。とはいえ彼女の準備に問題がある、というのはなかなか珍しい。
しかしその見て欲しいもの、というのは何なのだろう。そしてそろそろ明日何処で何をするのか教えて欲しい。
「それは見てもらえればわかりますよ。……これです」
―――神通が手に持っていた袋。その中身は女性ものの水着だった。……成程、明日は海で遊ぼうと言うのか。しかしこの水着に何の問題があるというのか。
「……あ、その……。かわいいなと思って特に考えずに買ってしまったもので……似合うか見て欲しいといいますか……」
つまり、衝動買いしてしまったので似合うかどうかわからないということらしかった。そういうことなら多分心配ないとは思うが……?
神通は聞こえなかったのかそのまま上がり込み、そそくさと脱衣所に入っていった。
「いかがでしょうか、指揮官……」
如何も何も。水着に着替えて現れた神通は、それはもう分かり切っていることだが美人であり、可愛さもありというまさに水上の女神と言っても過言ではないとすら思えた。
「それはさすがに言い過ぎかと。ですが気に入ってもらえて何よりです。似合っている証左と言えますから」
そこまでこちらの審美眼を信頼されても困る。残念ながらアズールレーンに配属されて以降、この制服かパーティ用の礼装しか着たことがないのだから。
「女性に関する目は信頼が置けます。貴方の采配を見ていれば、自然にわかるというものですよ」
……これは褒められているのか。
悩んでいるこちらを尻目に神通はこちらの隣に並び、肩を寄せ、もたれかかってきた。……何のつもりだろう。
「指揮官、本当に似合うと思うなら言葉だけでなく、態度で示して頂ければ……そう思います」
そうか。そういうことだったのか。最初から神通の狙いはこれだったのだ。
「……はい、そういうことです♪」
神通を抱きかかえる格好になりながら、彼女の秘裂に自らの怒張を挿入していく。
「……んっ……。あ、は……ぁん……」
お互いを高め合うように触れ合っていたこともあり、特に難なく彼女は受け入れを完了する。
水着での性行為ということもあって、ブレーキがかなり緩んでいる気がしなくもないが、それは彼女も同様であるらしかった。
「相変わらず素敵です……程々にしておかないと、明日に響いてしまいますね」
そう零してしまうほどに、お互い興奮している。それが繋がっている所からわかるくらい、彼女の締め付けは半端ない。
「指揮官。今夜もたっぷり可愛がってくださいね♪」
明日は眠気に苛まれながら、神通と遊ぶ羽目になりそうだった。
◆pixivに置いてある過去絵を投稿していく、今回は神通さんの水着姿。
妄想暴走怪奇文章ことSSもpixivそのまま。思い出したかのように上げているけど差分はこっちの方が多い(絵の上に重ねたレイヤーがない素の色のバージョンあり)
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