UMRれいぷ！５

by TAKU

トレスらくがき

以下、１、２枚目バックストーリー

　謎の男達に誘拐されてからどのくらい経ったのだろうか。
　うまるは窓もない薄暗い部屋の中で数人の大柄な男達に良いように弄ばれていた。
　赤ん坊よりも小さな身体を性玩具のように扱い、生殖器だけではなく排泄に使用するための器官や口などを男達の凶悪な肉塊で蹂躙される。男達の要求を拒めば暴力を振るわれてしまう。
　汚れた身体はホースの水をかけられ穴に突っ込まれて腹が膨れるまで水を入れられて洗われる。
　食事は栄養剤を混ぜた精液のみ。人間の口にするものは一口も与えられはしない。
　一度だけハンバーグを見せ付けられ食べたいかと問われて答えたが、口にしようとした瞬間に足で精液の入った餌皿に顔面を押さえつけられて笑われただけだった。

　男達のむごたらしい仕打ちに何度涙を流したか。
　否、それ以上にうまるは兄に会えないことが悲しかった。


　「おにいちゃん、かえってきて…」

　虚ろな瞳でぽつりと、紡がれた声はただ空しく無機質な部屋に響いただけだった。