露出少女01
by 犬っぽいマネキ猫
一人で留守番を頼まれた時、お母さんから洗濯物が乾いたら中に入れるように頼まれていた。
一つ一つと服や下着をしまっていく。
最後に大きいシーツを取ろうとした時、さっきネットで間違えて開いたサイトを思い出した。
女の人が裸で外を歩き回る姿が沢山映し出されていた大人のサイト。
本来なら嫌悪感を抱いて消さなければいけないはずだったのに私は何故か目が釘付けになった。
ベランダや公園、学校で女の人たちが外で服と下着を脱ぎ人目を避けて快楽を満喫している姿に私はある種の好奇心を抱いていた。
多分ストレスも溜まっていたんだと思う。一人というこの状況で私はさっきの女の人のように"裸"になってみたいと思ってしまった。
「シーツに隠れれば向いのマンションからは見えないはず…」
着ていた服と下着を床に置いてベランダを出てみた。
吹き抜けるそよ風が身体を突き抜けていく度に"裸で外にいる"という事実が私の心を震えさせた。
息が少し荒くなる、恥ずかしい、、、こんなことして何が楽しいんだろう
そう思い部屋に入ろうとした瞬間に強い風がシーツを巻き上げてしまった。
「ッ・・・!」
ほんの少しの間、私の視界に向かいのマンションのベランダを見える。
それはつまり・・・あちらからも私の姿が見えるという事、、、
そのまま部屋に逃げ込めば良かったのに私は舞い上がるシーツを必死に掴み身体を覆うように包み込んだ。
「はぁ…はぁ…」
見られた...かな?
いや、一瞬だったし見た限りでは誰もいないはず…
シーツを掴む指が震えている、心臓の鼓動も極限まで鼓舞しているようだった。
恐怖心が身体を強張らせる。早く部屋に入らないといけない。
理性がそう呼びかけるのに頭の中ではもう一つの感情に支配されていた。
向こうの景色を見た刹那、恐怖の中に今まで味わったことがないような言い知れない解放感があった。
あともう少し、ほんの少しだけそこにとどまれば私はそれが何か知ることができるような気がした。
イケないことだと分かっているけど...
「もう一回だけ...」
私は手を離した。
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