児童ポルノ法のアレやコレ

by 九州外伝

2015年の児ポ法改正適用以降、警察が結構がんばってくれてるように思います。
CG児童ポルノ事件やら何やらで最初はどうなるかとビクビクしてたんですが、警察関係者やら教師やら地方市議会議員やらが容赦なく逮捕されてるのを見ると、本来の用途で真面目に取り締まってくれてるんだなと思う事しきりで、その足掛かりになってるんだとしたら我々が少々息苦しい事になっても構わないような気がしてきました。

でもって先日のこのニュースなんですが
＞児童ポルノに13歳長女＝8歳から5年「家のため我慢」―製造容疑で父逮捕・警視庁 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000035-jij-soci
正直、ここまで踏み込んでくれるのかと感心しました。
反面、これを真面目に考えると児ポ問題が「社会の闇」だって事を痛感する事になります。
このケースだと被害者にとっては「加害者が逮捕」と同時に「実の親が犯罪者になってしまった」わけで、日本の場合「被害者への救済」が頼りない事を知ってるぶん、被害児童の今後が心配なわけです。
もうひとつ
＞自撮りの「裸」つい友だちに転送…児童ポルノ拡散相次ぐ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000051-asahi-soci
っていうニュースもあったんですけど、子供に限らず人間は「社会に依存する生き物」ですから、周囲の環境さえ悪ければ簡単に被害者や加害者になり得るわけで、子どもにとって「親や周囲の大人がダメな奴」ってのは致命的だし、その「ダメな大人」にしたところで「子どものエロい画像が金になる」環境だったからこそ子どもを食い物にしちゃったわけで、そうなると「それが商売として成り立つ環境」を作ってしまった我々にも責の一部はあるんじゃないかな、と。