ニジエスマートフォン版

2017-07-10 00:18:22 に投稿
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リョウ

by 永松平蔵

義母が亡くなり、妻の実家へ実に8年ぶりに行く事になった。
妻の実家は山奥の田舎で、電車もバスもない陸の孤島。
足が中々進まなかったのは、それだけが原因ではないのだが。

車から降りると本家の薬医門が威圧的に、私を非難する様に立っていた。
気圧されている私を他所に、妻はさっさと入っていく。
この2年程、妻とまともに会話もしていない。

親戚も既に多く着いている様だ。
完全な疎外感。
妻の後ろを亡霊の様に立ち、適当に相槌をして機械的に挨拶する。


「あら、アンタ随分と久しぶりだね。まだノゾミさんとの子供は出来んのかい?」
後ろからお婆さんに話しかけられた。多分親戚の誰か…だが。
「はぁ……スミマセン」
「アンタ、そんだけ肥えてる暇があるなら、頑張らないとぉ!」
「はぁ……」
「大きな屋敷とはいえ、これだけ人が集まってると窮屈に感じるわねぇ」
「……そうですね」

「ほれ、孫のリョウ。大きくなっただろぉ」
お婆さんはジャージ姿の少年を呼び、彼の背中をボフボフ叩き、誇らしげに笑う。
「……」
誰だ?知らん。
お通夜にジャージかよ、というツッコミも初対面なので、出来ない。
「今陸上で県の代表に選ばれたんだよぉ。私は嬉しくてねぇ……」
「へぇ、そりゃあ凄い」
「ウスッ」
少し前髪の長い少年は、気恥ずかしそうに顔を赤らめる。
中々のイケメンだ。綺麗な顔をしている。小麦色に焼けた健康的な肌は若さも相まって眩しい。
細く小柄な彼とは対照的に、日々の堕落した生活で垂れた贅肉の自分が恥ずかしい……。
「ほれリョウ、着替えが母屋にあるから着替えて来な」
「ん…」
彼は軽く会釈をして、一陣の風の様に速く母屋へと去っていった。

「凄いなぁ。俺も運動しなきゃなぁ」
「そんなの、一生懸命子供作りゃ、痩るわな」
ヒャヒャヒャ……と助平な厭な笑い声を上げる。
「……そろそろ手伝いに行ってきます」
これ以上留まると気分が悪くなる。
私は軽く頭を下げて、妻の後を追って母屋へと向かった。

……

「ふぅー……」
お通夜も終わり、各々当てられた部屋へと入っていった。
離れにある風呂へ直ぐにでも入って寝たかったのだが……。

「マサオさんも一緒に入ろう!」
「裸の付き合いだ。全然話せてないからなぁ、入ろうや」
離れの風呂は、大浴場と言う程大きくはないが、数人が入る事が出来る。
酔っている親戚の男達が変な仲間意識を押し付けてきた……。

「あぁ…すみません。ちょっと飲みすぎちゃったみたいで、目が回っているので落ち着いたら入ります」
ノリが悪いだの、付き合いが悪いだの、散々文句を言われながら、その場を辞した私は彼らが揚がった頃合いを見て、離れへと向かった。


ガラッ

戸を開けるとムワッと湿度を孕んだ蒸気が顔を包み込む。
石鹸の匂いと汗の臭いが混ざった匂いを感じながら、脱衣所で服を脱ぎ始めた。

ふと、横に目をやると見た事のあるジャージが脱いである。
リョウ君か。
まぁ、本当は独りで入りたかったのだが、この機会を逃すと女性達が使用する番になってしまう。
少年とサシで入るのは気まずいが、彼だけに前を隠しせば穏便にやり過ごせるだろう。
自分のムスコに自信のない男はツラいものだ…。
フェイスタオルを腰に巻き、風呂へ向かう。

ガララッ

「リョウ君、私も入らせてもらうよー」

「「!!!!!!」」

湯気に現れたリョウ君の裸は、日に焼けていない肌は透き通る様に白く、胸は大きな膨らみ……
下は……!!

「ご、ご、ご、ごめん!!」
思わずその場で前を隠したまま目を瞑り、硬く縮こまる。

バチャッ……

リョウ君、改めリョウさんは風呂から上がった様だ。
「あわわ…ごめん!」
悲鳴を想像していた私は、慌てて手探りで脱衣所に逃げようとする。

「オジさん」
耳元でリョウに囁かれ、温かい息がかかる。
「はひっ!」
ゾクゾクッと身震いしながら動けなくなった。
「手を挙げて、反対を向いて」
「え、い、いや、でも……」
「オジさん。今、私が叫んで人を呼んでも良いんだよ? オジさんに風呂場で襲われるーって」
「は、はい。ごめんなさい」
私は観念して彼女の言う通りにする。
「クスクス…。オジさんの裸、汚ったなーい。太ってるし」
お腹をムギュッと掴まれる。
「アグッ」
「アハハッ、リアクション大き過ぎ」
「ご、ごめんなさい」
「毛深ーい。それに……脇も……クサーい」
「あ、あの、どうして……」
「目、開けてよ」
恐る恐る目を開けると、すぐ側に裸の美少女が立っていた。

風呂の暑さもあって上気した肌が美しい。
細い足首にしなやかな脚、健康的な太もも、艶黒の三角州、美しい腹筋、薄ピンク色のプクッとした乳輪、日焼け跡……。
しっとりと濡れた瞳は艶めかしく、一度合ったら不思議と磁力の様に目が離せない。
「オジさん、Mでしょ」
「え?」
唐突に乳首を摘ままれる。
「っぅつう!!」
「アハッ、オジさんの乳首、周りに毛が生えてるぅ」
一転、今度は人差し指で優しく乳首の周りの毛を弄るリョウ。

「り、リョウさん、こんな事…」
「こんな事? どんな事?」
「ぼ、ぼくのち、乳首を……」
「ぼく、だって……アハハッ、オジさんキモいよ~」
カリカリと乳首の先を爪で引っ掻かれる。
「あぁっ」
「オジさん、抜いてあげよっか?」
「え?」
「奥さんとはもう何年もヤッてないんじゃないの?」
「……そ、そんな事」
「スッゴい、ビンビンだよ、これ。オジさんて、結構可愛いオチ○チンなんだね。……皮被ってるぅ」
彼女のしなやかな手が玉袋から優しく撫で上げる。
「あぁ……」
「ほら、見て見て、指が皮にズブズブ入ってく~」
「ひゃぁっ……」
「ヌメヌメして、もう先走り出てるし~。溜まり過ぎでしょ。何年ヤッてないの?」
亀頭の皮に指を入れ、クチュクチュと指が敏感な部分を刺激する。
「えっ……あぁっ、や、やめ……」
「ほらほら、何年?」
「さ、3年……」
「うっわー、本当に? 可哀想…。もうそれ、童貞と一緒だよ。童貞オジさん」

コスコスコス……

「あぁぁっ、だ、ダメだって。リョウちゃん!」
「あ? リョウちゃん? 違うでしょ、オジさん。……奥さん、悲しむと思うなぁ。犯罪者の夫とか……。離婚だねぇ、絶対。オジさんの見た目じゃ再婚は無理だし、一生独りだよぉー」
スッと彼女の手が離れる。
急に刺激が無くなった肉棒はビクビクッと震え、トローッと先端から透明な液体が床へ落ちていく。

「あぁぁっ! ご、ごめんなさい! リョウ様!」
「フフッ、よろしい」

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