出来の悪い生徒を夜な夜な指導してくれるけーね先生は教師の鑑
by FIF/TRIGER
慧音「おはよう。霊烏路先生は今日急用でお休みなので、私が代理を務めるぞ。名前は上白沢慧音だ、霊烏路先生ほど甘くはしないから、そのつもりでな。それじゃあ授業を始めるぞ。あとな、問題を当てていくから、答えられなかった奴は補修だ、いいな?」
厳しそうな先生が来たものだ。先生は出席簿を見ながら一見無作為に当て始めた。何だ、問題自体は大したことはない。集中させるための口実だったのだろう。
慧音「はい正解、男にはだけある染色体はY染色体だな。じゃあ次の問題、お前、答えてみろ。」 ついに僕が当てられた。しかし、先生は何か長い計算式をかき始めた。
慧音「遺伝子によって酵素が作られるのは知っているな、酵素反応の式であるミカエリスメンテン式は基質と酵素の反応速度論で導出される。では、阻害剤を含んだ場合のミカエリスメンテン式を導出してみろ。」
僕「えっ、わかりません・・・」
慧音「答えられなかったのはお前だけだぞ、約束通り補修だな、今夜教室に来るように。」
僕「今夜!?」
僕は夜にしぶしぶ教室に行った。すると先生があられもない格好で待っていた。
慧音「約束通り来た事は褒めてやろう。」
僕「先生、これはいったい・・・」
慧音「お前のために補修をしてやるんだ、感謝しろよ?だが、昼間の問題を10分毎に解けなかったら一回やらせてもらうぞ?」
僕「そんな、あんな問題無理です!」
慧音「なら一晩中指導を受けるんだな、先生はそれでもいいぞ?」
僕「ひっ!」
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