囚われの姫騎士
by 永松平蔵
小国ながらも高貴なエルフ族
エルフ族の支援により大国になりつつある人間族
未だ広がる広大な未開の地に点在するゴブリン族
卑怯な手段で細かい攻撃を重ね、弱った街から略奪を繰り返すゴブリン族。
そんなゴブリン族を人間族は蔑み、エルフ族は同族で醜く争う人間族すらも心の内では軽蔑していた。
エルフ族のアリシアは、姫に似合わぬ勝気な性格で幼い頃から武芸を嗜んでいた。
その嗜みが遂には極めるまでに至り、のみならず一軍を任される将としての才覚も発揮していた。
ゴブリン族討伐を次々と成功させていたアリシア姫であったが、驕り、油断、妬み、裏切りによって囚われの身になってしまう。
長寿故に同族では発情する機会も低いエルフ族だが、大勢のゴブリン達に囲まれたアリシアは困惑する。
臭い筈の彼らの体臭を多く吸ってしまう程、身体に力が入らず、芯から熱く蕩けてしまうのだ。
「なぜだ!?」
焦れば焦るほど呼吸が荒くなり、下腹部がジクジクと重くなる。
「えへへぇ……高貴なエルフの姫様はぁ、知らねぇとみえるなぁ」
「っ!?」
「エルフ族の女はぁ、ゴブリン族の男には勝てねぇんだぁ。無条件で発情しちまって、孕みやすくなるんだでぇ~」
「そんなっ……」
「神様ぁが決めた、自然の摂理だでぇ。醜く生まれるゴブリンが、美しくエルフ族と交わる事で、調和が取れてるんだとぉ」
「これからたぁっぷり、孕み袋として姫様の子宮、壊れるまで使わせて貰うだぁ」
「晒し者にしてぇ、エルフ族を怒らせて、もっともっとエルフ族のメスを捕まえるのもいいかもなぁ」
「がはははは」
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美人が醜男に惹かれる、或いは美男子がブスに惹かれる、みたいに美醜はプラスとマイナスの様に惹かれ合う、といった事が多々あります。
自分と違うものに惹かれる、みたいな事で。
芥川の河童にもその事を風刺する部分があって、好きな要素の一つなのですが。
まぁでも実際は、そんな単純な事ばかりでもなく、同じ部分に惹かれる、といった事もありますね。
ただ、自分と違う要素を補完しようとする生物の摂理的なものって、理性とか社会性とかで抑えられない程強いものでもあるよなぁと、感じます。
美しいヒロインが醜い男に犯されてる様は、やっぱり良いものですね。
どうしても自分を投影しやすいのか、男が醜い方がしっくりくる、というか。
イケメンでリア充、或いは自己評価が高ければそんな事もないのかなぁ、と自己分析してますが。
でもまぁ、ポップな、王道なジャンルではないと自覚はしてますf^^;
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