苗床エルフさん
by ゴみカス
https://minimaxaminim.tumblr.com/post/154985879355/意識を取り戻すとそこは暗く湿った匂いに満たされた空間だった
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意識を取り戻すと、そこは暗く湿った匂いに満たされた空間だった。
身体は締め上げられ、身動きはとれそうにない。
虚ろな思考が徐々に明確になるにつれ、絶望が心を濁していく。
ヒトでは無いものに唇を奪われ、舌を貪られ。首、胸、腰、指、身体の隅々まで穢れていない部分など残っていない。純潔を散らされただけでなく、不浄にすら汚濁を注がれ、自らの存在全てを黒く塗りつぶされたのだ。
「こんな、ひどい…」
濡れた頬に涙が伝うが、そんなことに構うことなく、肌を弄ぶ感触が神経を刺激し続ける。
ここは生命を培養する液体に満たされている。彼女はこれから、この場で活かされ続けることになる。彼女の意思とは関係ないところで、生存のための活動が行われているのだ。
その一環として、身体を覆う粘った肉が彼女の肉と繋がりつつあった。
奇妙な感覚を覚え、自らの五感が侵されていることに気付く。嬲られる自分を客観視出来るような…そんな違和感は、徐々に明確になっていった。
「っ…」
今もなお、肌の上を蠢く快感/不快感は消えない。彼女の意思が望むまま/望まぬまま、秘所は雫を落とし、肩が跳ねる。甘い吐息が漏れる。口元が緩む、瞳が濡れている。
…心が折れつつあるのを自覚した。このまま快楽に身を委ねたい、そう思う自らの意思を自覚する。
肉の枝が伸びる。口が自然と開く。舌で優しく迎え入れ…。
「ーー嫌っ…!」
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