クリスマス☆ロリビッチ
by 永松平蔵
…
聖なる夜に。
ファッションロリコンを見下してた自分の懺悔と。
全ての愛すべきリベラルロリコン達に捧ぐ。
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クリスマス☆ロリビッチ
30歳まで童貞を守り抜くと魔法が使えるという。
そんな、誰が唱えたかもわからない迷信が真実であるはずもなく、30歳もとうに過ぎた40歳間近のクリスマス。
まだ10代の姪が結婚をしたと、姉から連絡があった。
呆然と電話を切ると目の前が真っ暗になった私は、普段飲まない酒を水のように、浴びるように飲んで寝た。
グルグルと視界が歪み、体も揺れる中、走馬灯のように過去がフラッシュバックする。
姉がヤ◯キーギャルになった日。
姉の歴代の彼氏。
姉と彼氏の行為を覗き見ての自慰。
不甲斐ない過去の恋愛。
変質していく性癖。
姉の結婚。
姪の可愛さ。
姪が大きくなるにつれ、徐々にビ◯チ化してドキドキしつつも心配する日々。
すっかり姉に似てヤ◯キーギャルになった姪に、臭いと罵られた日。
…
……。
気がつくと目の前に、姪とよく似た少女が佇んでいる。
ここはー?
見回すと彼女の部屋の様だ。
可愛らしい色合いの部屋、ぬいぐるみ、そして仄かに甘い香り。
「オジさん、どうしたの?」
「あ…、いや…」
姪、な筈はない。さっき電話で結婚すると聞いたばかりだし、いくら大きくなってから会ってないとはいえ、変わっていなさ過ぎる。
「メリークリスマス、オジさん!」
そう言うと彼女は抱きついてきた。良い匂いとパーカーの柔らかい生地の奥、細身の彼女を感じる。
ーうん。
違う。
彼女は姪じゃない。
彼女とはこんなに仲良くした事がない。下心、があった訳ではないが、欲求不満な空気が常に出ていたせいだろう。彼女が幼い頃から常に警戒され、距離を取られていたのだから。
「クリスマスプレゼントは?」
「えっ?…あ、ごめんね。買ってきてない…かも」
慌てて自分の身の回りを見て、腰回りとか荷物を持っていないか手で探るも、後ろポケットに財布があるだけ…。
彼女が誰かなんて関係ない。
それよりも、せっかく親しく接してくれている彼女の機嫌を損ねてしまった、と後悔の念に駆られる。
少しむくれる彼女。目がキュッとつり上がっていてとても可愛い。
綺麗な金髪、小麦色の肌はキメが細かすぎてハリが良く、美しい。
足はニーソックスで太ももは程よくプリプリ、ホットパンツがなんともエロい。
パーカーには…
LO…サンタ…?
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