きって、つないで。

by おれんじまんぼう

！！閲覧注意！！

2015年のはじめごろに公開したCG集　「カリハラムシ　切断縫合」のリメイクになります。

苗床系ですが普段より「だいぶ」酷い改造表現があります。奇形、半消化に近いかもしれません。
本来CG集として公開の予定でしたが、自分のラインナップでも更に人を選ぶ表現だらけでしたので、非公開で眠らせておくつもりでした。

そんな事情があるので、タグ付けはご遠慮いただくようお願いします。

不快になっても責任は取りかねます。
承知の上御覧ください。

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魂魄妖夢は確かにそこで生きていた。

いや、魂魄妖夢だった細胞の塊とでも言うべきか。

無数の管で接続された胴体と胸部は別れ、その更に上に、吊るされるように首が置いてある。

その土台になっているのは、彼女の今の主である、生物の群れだ。

妖夢もまた、今やその一部である。

自らの体細胞の代替として送り込まれた組織は、彼女の残った神経系に働きかける。

脳は激しい吐き気を感じ、舌を突き出し目を剥くが、すでに分断された胸にそのような反応はない。

ただゆっくりと、時折痰の絡むような音を立てながら、肺を開き、閉じるだけ。

その下の下半身は、この肉壁の養分変換を任され続けたせいか、かぼちゃか何かのように腫れ上がった腹の下から、蟹の足か何かのように、かつて自分のものだった足が覗いている。

すでに背中と尻は壁とほぼ一体になっていた。

そのうち溶けて、全部なくなるだろう。

吐き気と不快感、そして混濁していく意識の中で妖夢はただただ祈る。

早く終わってくれ、と。
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