パンチラ♡脅迫
by 血合肉
下校途中、ルーナは強い尿意に襲われていた。
男子の視線を気にする余り、トイレに行くことすら忘れてしまっていたのだ。
気が付いた時には、下校路の途中で決壊寸前まで追い込まれていた。
「うぅ~…」
その場にしゃがみこんで途方に暮れるルーナの目に、小さな公園が入ってきた。
その隅っこに、これまた小さな公衆トイレがポツンと佇んでいる。
お世辞にも小奇麗とは言えない、どちらかと言えば小汚い公衆トイレだった。
いつものルーナなら、多少尿意を催していたとしても無視して家まで歩いていただろう。だが、今日ばかりはそうも言っていられない。
「しょうがないわ…」
立ち上がり、トイレに向かって歩き出すルーナ。
公衆トイレの中も、どちらかといえば小汚かった。
「きたないわね…ちゃんと掃除してんの?」
小汚い内装とニオイに顔をしかめながら、そう呟く。そのとき。
ちょろ…
(あっ……!)
慌てて股間を抑える。ほんの少しだが、濡れたパンツの気持ち悪い感触を覚える。
(うぅ、サイッテー…。染みにならなきゃいいけど)
よりによってこんな日にお気に入りを穿いてきたことを後悔する。
(さっさと家に帰って洗濯しよっと。それからシャワー浴びたい…)
そう考えつつ、ルーナはトイレの個室に入った。
直後。個室に侵入者が現れた。全身を覆う黒い衣装と、黒いマスクを被った変質者だ。
「!?」
侵入者は、驚くルーナの口を抑え込んだ。
突然の出来事に戸惑い、暴れるルーナの前に、男が数枚の写真を突き出した。
「抵抗すんじゃねえ。これを見な」
「…?」
男の手にある写真。よくよく目を凝らして見た。そして愕然とし赤面した。
(こ、これって…)
そこに映っていたのは、ルーナのパンチラ写真だった。パンツと共に、彼女の顔もちゃんと映っている。いつ撮られたのかわからないものばかりだ。
ショックだった。いつも必死になってパンツを見られまいとしていたのに、こんなにたくさん盗撮されていたなんて…。
「逃げたり抵抗したりするなら、こいつを学校中の男子たちにばら撒くぞ。いや、画像データをネットにアップしたっていいんだぜ? あと言っとくが、これはほんの一部だ。まだまだお前のパンツ写真はいっぱいあるぞ。どうだ? イヤなら大人しくしとけよ」
(うう…)
涙目でコクコクとうなずくルーナ。男はそれを見てニヤリと笑った。
「よーし。じゃあ、早速楽しませてもらおうか。お前の身体、好きにさせてもらうぜ」
ルーナの目が、絶望に染まる。
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