パンチラ♡トラウマ
by 血合肉
愛澤ルーナは自他ともに認める美少女だった。
中学生らしからぬ抜群のプロポーションの持ち主であるうえ、いつもセクシーなミニスカを履いている。
そんな扇情的な美少女がクラスにいて、思春期真っ只中の男子たちの視線が集まらぬはずがない。
しかし、ルーナは自分に向けられるいやらしい視線にひどく敏感だった。
ミニスカを履いているから一層警戒していたのだろう、男子が下から自分のことを見ていたり、スカートの中に目を向けようものなら、すぐに食って掛かった。
男子たちは皆気弱だったため、ルーナに反論できる者はいなかった。「そんなに見られたくなきゃ履かなきゃいいのに…」そんなことが言えるはずもなかった。
やがて彼女に目を向ける男子たちはいなくなっていった。
そうして男子の目線が気にならなくなってきた頃。
ついさっきのパンチラ事件が起きた。
いや、パンチラどころかパンモロだった。それも一番のお気に入りのパンツを見られてしまった。
散々バカにして、押さえつけて、奴隷のように言うことを聞かせてきた男子たちに、一番大切なところを目撃されてしまった。
それからはもう最悪だった。
授業中も、掃除の時間も男子たちのねっとりとした視線を感じた。
「一度見てしまった以上、もう遠慮することはない」
男子たちはそう思っているのだろう。
振り返ると、大人しそうな男子が股間を抑えながら視線を逸らすところが目に入った。自分のパンチラを思い出して、興奮しているのだ。
(こんな奴らにパンツを見られるなんて…!)
いつものルーナなら、怒りもあらわに突っかかっていただろう。しかし、できなかった。怒りにも勝る羞恥心のせいで、ルーナは声すら出せず縮こまるしかなかった。
(なんで…どうしてアタシがパンツを見られなきゃいけないのよ! あんなバカな男子たちに!)
スカートの裾を両手で押さえつつ、周囲の視線を気にしつつ、ルーナは耐え難い羞恥に苛まれながら心の声を上げた。
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