ナメクジの魔物と
by shokun
地面にあったトリモチ並みの強力な粘液を踏んで
動けなくなってる所に現れたナメクジの魔物に
助けられて以来、仲良くなり何度も会っては戯れて遊ぶ仲になる。
「わっ…! ……もう、 抱き付くのは服を脱いでからにしてくれって言ってるだろ?」
「すきー……♡」
「まったくもう……仕方ないなぁ……ふふっ」
仲良くなったナメクジの魔物は成長すると
背中に殻が出来てくるカタツムリみたいになる変わったやつだった。
……なんだか今日はやたらと積極的でいつも以上に擦り寄ってくる。
「……分かったよ」
僕がそっと彼女から流れている粘液の上に横になると、
彼女はそのまま僕の上に自身のヌルヌルとした身体を覆い被せ全身を包み込んで来た。
不意に肌に触れた彼女の滑る舌が首から顎へと這うようにゆっくりと上り……
次に唇から口内へと侵入し口内を余す所なく這い回り始める。
そんな感触に身体がぞくりと震えるが
手足は既に彼女の身体の下に埋もれ動かす事は出来はしなかった
「ちゅるる……えうー……ぬるぬる…ぼくも……すきぃ……♡ ……あぇ……なんか……からだが……へんなかんじ……でも…すごくきもちいい…し……どう…でも……いい……や…ぁ……」
「だいすき……だいすき……ずっと……いっしょになる……」
その後、彼の姿を見た者は居ない。
……が、人の姿をした殻を持った奇妙な魔物の姿が目撃されたと言う。
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