学校であったエロい話 妖怪オカルトマニアさん
by きつね
放課後の旧校舎に一人で行くと「妖怪オカルトマニアさん」ってのが出て、命を吸い取られるんだって…。
クラスメイトの話すオカルト話が耳に入ってね。
七不思議や怪談の噂なんてどこの学校でもあるものだけど、聞いたことのない名前に興味が湧いたんだ。
そういうものを信じているわけではないんだけど、ほら旧校舎って来月取り壊しが決まってるじゃない?
なくなっちゃう前に一度探検してみたかったってこともあってね、放課後に見つからないように入り込んたんだよ。
ギィィィイっと、いかにも古いですって音がする扉を開けた中は、隙間から夕日が差しているだけでかなり暗かったなぁ。
旧校舎ってボロいけど今の新校舎よりかなり大きくてさ、当時はこんなに大きな建物が生徒でいっぱいだったんだなぁって思うと、ずーっと伸びている薄ら暗い廊下はなんだか怖いというより寂しい感じだったよ。
穴が空いてたり脆くなっているところはあったけど、特に何があるわけでもなくてさ、当然といえば当然なんだけどね。
1階を一通り突き当りまで見て回ってみて、特に何にも無いし帰ろうかなって考えていると
「フフ…。」
通ってきた廊下の後ろから女の子の笑い声がしたんだよ。
えっ、て振り返っても誰もいないしさ、そもそも誰かが入ってきたならあの扉の音でわかるもんでしょ?
流石になんだか怖くなってきてね、気のせいだと自分に言い聞かせて帰ろうとしたんだけど
「フフフ…。」
あの声がまた聞こえたんだ。
入り口まで一直線の長い廊下には人の姿は見えないのに、誰かがいる。
壁に空いた穴から部活に励む奴らの声が聴こえてその姿もチラチラ見えるのに寒くて暗くて、まるで別の世界にいるみたいな感覚だったよ。
その時
ヒタッ、 ヒタッ…
張り裂けそうなくらいの心臓の音でバレたんじゃないかって、突然後ろから気配がしたんだ。
さっきまで見ていた突き当りからなんで?どうやって?
今後ろにいる「何か」はどんどん近づいてきてて、でも足は固まって動かなくて。
まぁ逃げようにもさ、あれだけ長い廊下を走っても逃げきれるかわからなかったけどね。
口裂け女だとかテケテケだとか、そういうものの姿を想像して震えながら後ろを振り向いたよ。
…後ろにはね、真っ白い肌の女の子がいたんだ。
なんで急に、どこから出てきたんだとかそういうことを考える事はもうなかったね。
何故かって?僕の後ろにいた女の子は服も下着も、何も身に着けていなかったんだよ。
その子は明らかに正気でない笑顔でさ、見てはいけない、逃げないと、そう頭ではわかってても体はいうことを聞かなくて。
そうしているうちにも女の子は歩み寄って来てて、手を伸ばせば触れられるってくらいの距離で立ち止まったんだ。
片手では収まらないような胸、太股に垂れる透明な液、食い入るようにその身体を見ているうちに、心臓の音は恐怖でのそれではなくなっていたよ。
ふと顔に目をやると、その子は品定めをするかのように首をかしげながら、相変わらず正気でないような笑顔で僕を見ていたよ。
どうなるんだろう、やっぱり命を吸い取られて死ぬんだろうか。
そういったことを考えていると、これは良い獲物を見つけた、と言わんばかりにあの笑顔が一層狂気に満ちたようなものになってね。
突然口を大きく開けてぶつかってきて、あんまりすごい勢いだったんでバランスを崩して倒れちゃったんだよ。
噛みちぎられる!って思ったんだけど、その子は歯が当たるのも気にせず僕を貪るように口付けてきてね。
少しホッとしたところはあったけどさ、一体何が起きているのかわからなくて、起きていることを理解しようにも頭はボーっとするし、そうしている間にもその子は僕を溶かしていくかのように互いの舌と涎を絡ませわっふるわっふる
多分逆レイプ初めて描いた、好きかもしれない。
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