Mの劣情　２

by たぬたぬ(連続射殺魔)

私の名は「M」。
小学校教師をしている。
さて、先述の問題児「山下マヤ」だが、
この少女は学級の秩序を崩壊させかねない━━━━ひいては社会に出た時分に社会秩序を崩壊させかねない危険な兆候を持った児童だ。

今日なんか、帰りの会の前に、オレ好みの、他の女子児童と喋っていたら
いきなりでかい声で「せんせーロリコンだら！」とかホザきやがった。
クラスが大爆笑に包まれたが、俺は内心煮えたぎる怒りを抑えるので必死だった。
人が女子に対してニコニコしてるのを見て、いきなりこのデリカシーの欠片もない発言だ。
何様のつもりなのか。
屈服させてやらねばならない。
大人の恐ろしさを教えてやらなければならない。

翌日、私はクラスが体育の授業で水泳をやるのを見計らって、女子の更衣室となっている教室に忍び込み、
机の上に無造作に脱ぎ捨てられている山下のパンティを確認し、コレを自分のポケットに捻じ込んだ。

体育が終わった後は身体測定だ。
全員がパンツ一丁になって身長体重を測るのに、あのﾊﾞｶだけは衆人環視の前で全裸でやるのだ。
ざまぁみろ。
山下が、恥辱に耐え兼ねプルプル小刻みに震えながら全裸で身長を測る様子が目に浮かぶ。
何だか勃起してきた。
おっと、早くこの場から離脱せねば。

そして、身体測定が始まった。
予想通り、男子も女子もパンツ一丁になるのに、山下だけはなかなか脱がないと思ったら
山下は平然とブルマを脱ぎ捨て全裸になった。
「おい山下ぁ！早く脱いで並べよ！」と用意した台詞を吐くのと同時の出来事だった。

山下は平然としている。
このメスガキには「羞恥心」というものが芽生えていなかったのだ！
こんなに発育が良いのにだ！
陰毛まで生えかかっているのにだ！
自分はまだ子供のつもりでいるのだ！

だが、男子共は違った。
全員の視線が一糸纏わぬ山下マヤのはちきれんばかりの全裸に集中し、
何やら股間をいきり立たせている。

中には、股間の汚らわしいものに手で刺激を与えているﾊﾞｶが6人ほどいる。
白ブリーフに恥ずべき染みを作っている男子を5人確認した。
山下はむしろ誇らしげに自分の健康で豊かな肉体を男子に見せているではないか。
保健室にイカ臭い臭いが充満し、私はその場からそそくさと退散した。

今日の学級タイムでクラスの生徒全員に目を瞑らせ、質問した。
「お父さんと一緒にお風呂に入ってる人！」
もちろん山下マヤは元気良く手を上げていた。
そして挙げた手の、その脇には腋毛が生えていた。

こ、このガキ……何が何でも屈服させてやる…！

山下が幾人かの男子児童と肉体関係を持っていると、他の女子児童から密告があったのは2日後の事だ。
危機感を覚えた私は、盗んだ山下のパンティの臭いを嗅いだり穿いたりした。

つずく