セームベルちゃんにカウベル
by 双月葉月
「あ、あの…… もうちょっとゆっくり……!」
首輪に着けられたカウベルが鳴る事を恐れ、セームベルが懇願する。
目隠しをされ、手探りで安全な道を探ってはいるが、それではご主人様についていけず、首輪が鎖によって引っ張られてしまう。
その度にカウベルからけたたましい大きな音が鳴らないかとひやひやする。
「ゆっくり歩くと、他の人が来ちゃうかもよ? それでもいいの?」
かと言って、ここは人での少なくても公共の道であることには変わりない。
いつ他の人来るかわかったものではなく、早くこの場から離れ、家に戻るのが正解なのだが
やはり、視界を奪う目隠しと、この大きなベルのせいで無茶な行動は制限されてしまっている。
迂闊に大きく動けばこの鈴がなり、自分の存在を知らしめてしまう。それだけは防がなければならないのだ。
「しかし、カウベルばかりに気をとられてていいのかな? また尻尾が抜けたらお仕置きだよ?
気づけば、もう半分近く出てきてるみたいだし、もっとお尻に力を入れないと駄目だよ?」
「……ッッ!!」
可愛らしい小さなお尻の穴に挿れられた尻尾は、確かに抜けかけていた。
歩くたびにセームベルのお尻が、異物だと察して抜き出そうとしているのだ。
ただ、これも散歩中に外す事が禁じられており、もし破ってしまえば『お仕置き』が待っている。
前回のお仕置きはだらしないお尻を鍛える為という名目での一日アナルバイブ装着だった。
可愛らしいお尻には似合わぬ、凶悪なバイブがセームベルを犯し続け、ひたすら開発されていったのだ。
今回、尻尾が抜けた場合は前回よりも酷いお仕置きが待っていると宣言されている以上、この尻尾を地に落とすわけにはいかない。
羞恥に悶えながらもお尻の穴をキュッっと引き締め、再び長い道のりを、ゆっくりと歩みだすのであった。
……内に芽生えてきた、何かに蝕まれながら……
前回のセームベルちゃんからどれだけ成長したかのテスト。
露出調教に大切な背景が死んでしまいましたごめんなさいorz
迂闊に動いたら大きな音がなっちゃうカウベル露出調教流行れ。流行れ。
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