金髪 (浴室)
by にゃおん堂
背景は適当。
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朝。
腰に抱きついて寝ていた少年をなんとか引き剥がしてシャワーを浴びに
浴室までやってきた。
「やだ、こんなところにまで……」
下腹部から膝上にかけて、少年の精液と、自分の愛液の混合物が飛び散っていた。
最後に少年が射精を終えて、私の背中に倒れこむようにして眠ったのは、
何時頃だったろうか?少なくとも、もう昼過ぎだろう。お互いによく寝たものだ。
シャワーで汗と汚れを落としながら、昨日のことを反芻する。
少年は執拗に中に出すことにこだわった。犬のように後ろから、
腰を抱き抱えるようにして、奥に何度も何度も精液を吐き出した。
掴まれた部分とと、強く腰を打ち付けられたお尻がすこしヒリヒリとする。
あの細い腰と体躯のどこにこんな力が、と思うほどの力強いピストン。
ナカをいっぱいに押し広げる男根の形を、お腹が思い出してしまう。
カッと顔と下腹部が熱くなるが、熱を払うように下半身を洗うことに集中する。
すこし股を広げると、ドロドロの精液が中からこぼれ落ちる。
床に落ちたゲル状の精液が水に流されていく。
勿体無い、などと考えてしまう自分がいる。
昨晩、アレを中に出してもらえることが嬉しくてたまらなかった。
その時の多幸感がまだ頭にこびりついているのかもしれない。
自分の股から溢れる精液を指で掬い、口に含む。
苦いが、不思議と悪い気分ではなかった。
これが、あの少年の……オスの味。
少年が「交尾」という言葉を何度も耳元で囁いたの思い出す。
交尾。それの意味するところは、つまり…………
浴室の扉の開く音。
「シャワー浴びるなら言ってよ、おっぱい洗ったげるよー……ってアレ?」
振り返ると、少年と目があった。
こころなしか不本意そうな視線をこちらに送っている。
「あ、や、ちょっと、何?」
いまだ敏感な股に、少年の手がいきなり触れる。
そのままクリトリスをひねり上げられた。
「ひっ、やめ、あっ」
「こぼしちゃダメじゃない?せっかく『付けて』あげたのに」
少年の意図を理解する。あまりに身勝手なオスの理屈。しかし。
「だ、だって体洗うんですよ?しょうがないじゃないですか」
「……まぁ、そうなんだけど。」
怒ったように少年の指が、中をグチュグチュとかき回す。
「んぅ、あぁ」
反応を聞いてすこし満足したのか、指の動きが優しいものに変わる。
へそのすぐ下を、もう片方の手でなでるように押される。
「あ、あ、あ、やだ、出ちゃう。お腹の中の、出ちゃう」
ゴポ、と音を立てて精液が中から溢れる感触。
その感触と少年の指使いによって、軽い絶頂が下腹部に引き起こされる。
ぼたぼたと音を立てて床に精液が落ちていく。
それを少年が残念そうに眺めていた。
「あんなに頑張ったのにー。もったいないなー、もう。」
壁に手をついて体を支え、なんとか乱れた息を整える。
後ろで少年がボディソープを出して、手を泡まみれにしていた。
「体、洗ったらもう一回するから。今度はこぼしちゃだめだからね?」
昨日のように同意を求めては来ない、ほとんど一方的な宣告だった。
そのまま後ろから体を抱きしめられ、胸を揉まれた。
昨日のなでるような愛撫とは違う、直情的で動物的な揉みしだき方。
もうお前は自分のものだ、といわんばかりに、力強く。
「……ッ♡……ッ♡」
既に立ち上がりつつある男根が、股の間から、性器の入口を擦る。
昨日のものではない愛液がくちゅりと音を立てた。
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