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2015-04-04 11:20:44 に投稿
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眼帯少女を捕まえてたくしあげさせてみた。

by 花輪マロル

僕は隣のクラスを通る時、いつも気にかかる生徒がいる。
教室の端っこの自分の机にうつ伏せ気味で座っている右目に眼帯をした少女だ。
眼帯はいつもしているから怪我か病気で目が悪いのかもしれない。

今日はどうしているだろうか?
気になった僕は、教員室に向かう足を彼女の教室へと向けた。
「まあ、もう放課後だしいないだろう」と思いながら歩いて行くと思ったより早く目的地へ着いてしまった。
変に気が立っていたのだろう。自分でも気づかないうちに足早になっていたようだ。

教室をのぞく。

いた、彼女だ。

放課後クラスメートがいなくなった教室で電気もつけずに夕暮れの空を眺めている。
僕は声をかける。

「こら、もう完全下校時刻をとっくに過ぎているぞっ!」

ビクッと驚いた表情でこちらに振り向く少女。同時に教室に据え付けられた時計をみた。

「ごめん・・・なさい」

小さく、か弱いその声は彼女の雰囲気にとてもあっていて、僕のイメージ通りだった。

「空みてて・・・時間・・・気づかなかったから」
「そうか、なら早く帰りなさい」

そう言って彼女の帰路をせかす。
本当はもっとしゃべりたいけど、教師という立場上それはできない。
しかし間近で見るとほんとかわいいな。
リボンの付いたカチューシャ、赤いワンピースにストライプ模様のタイツ。
服装も相まって、まるで等身大の人形が目の前にいるようだ。

そう思う僕の前をテクテクと歩き去ろうとする少女。
戸の前でくるりと翻り、コクリと頭をさげる。
そんな姿を見ているとゾクッと僕のなかに嫌な空気がながれてきた。
その嫌なものは前から僕の中にある彼女に対する感情によるものだという事はわかっていた。

「あ、まって」

「もう遅いから、親御さんに連絡いれて迎えに来てもらおう」

少女はまたビクッと身体を振動させる。

「それは、ダメっ・・・です」

やはり思った通りだ。
なにかしらの家庭の事情を彼女は抱えているのだろう、さもなければこんな時間まで学校に一人残る意味もないだろう。

「だまっていてほしいのか?」

少し威圧的に彼女に聞く。
少女は眼帯で隠れていない方の瞳を伏せて、僕から目をそらす。

「先生の言う事聞いてくれたら、だまっておいてあげてもいいよ」

こんな絶好のチャンス逃すまいと彼女を教室の隅へと連れて行き、僕はある事をお願いした。


15枚目~24枚目:セリフなし差分

因みにこの眼帯少女はこの娘です→http://nijie.info/view.php?id=116411

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