花売りデュマニュマ
by カナツキ
大空白とその後の復興を経て各種族間の格差は一時は無くなっていた、
しかしそれも長くは続かず、第四紀後半からヒューマン至上主義が唱えられ各地でニューマンやキャストの弾圧が行われた。
第五紀、つまり現在の船団政府の樹立以降はその思想も次第に薄れ再び種族間の格差は徐々になくなりつつあるが
一般階級でなくなりつつあるだけであり、いまだにそういった構図は根強く残り上流階級へいくほどそれが顕著になっている。
また近年新種族として認知されたデューマンは未だ不安定な生命体であり、寿命も一定でなくバラつきが大きい。
そのため早くして身寄りを無くしてしまう者も多いが、政府の対応は遅く問題解決の目処が立っていないのが現状である。
そんな中、需要の増加からアークスへの登録は極めて簡単なものになっており
ある程度の身体能力とフォトンジェネレータの基礎知識があれば、数日の講習を受けることで誰でもなることが出来る。
また種族間の格差も無いため、様々な理由で生活の場を失ったニューマンやキャスト、デューマンが数多く所属している。
但し、アークスになっても与えられるのは住む場所であり生きるための糧は自分で得なければならない
登録こそ簡単ではあるがアークスの職務に向いているかは別であり、戦闘に向かないアークスは別の方法で糧を得なければならない
情報や武器の売買、アイテムの加工等民間では出来ないこともあるため戦闘以外にもアークスとしてできることはあるが
全て者もがそれで生活出来るわけではない。
ではどうやって生活しているのだろうか
アークスシップ居住区の一角、開発が中断された地区にそんな者達の集まる場所がある
怯えながらも客を誘う少女達、体を売り生活の糧としているのだ。
医療面でのサポートを受けているため病気の心配がなく、アークス内で売られている服に刺激的な物が多い事からアークスの女性は人気があるらしい。
アークスは全体のうち約7割を女性が占める組織である。
移民船団全体の男女比から見てもこれは偏った数字であるが、このような現状がこの偏りの原因の一つなのかもしれない。
PSOみたいにSFでもちょっと廃退的な部分が見えたりする世界観って良いと思う
尚PSO2本編は(ry
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