同じ震え、されど異なる…
by ヘタル
家が近く仲がよかった主人公竹長とヒロインのみふね。
ふたりは共に裕福ではなかった。
でも不満もなかった。ともに貧乏話をしあったり作物を
作り支え合ってきたからだ。
そして互いの夢も語り合った。
竹長は「誰かに仕え侍になりたい、強くなりたい。
そして…いや、何でもない。
みふね夢聞かせてくれないか?」と
恥ずかしがり話し、「ふふ、竹長昔から侍見てたり、
木の棒振ってたもんね。
えーと…私の夢は竹長の夢がかなうことかな」とみふね。
竹長は任せてくれといい微笑む彼女。
その日から熱心に剣の稽古をする竹長、
そのそばにはいつもみふねがいた。
彼に侍になってもらいたく支え続けた。
そして数年後彼は町一番の剣の使い手になっていた。
そのうわさを聞きある権力者から
自分に仕えろと言われ侍になった。
そしてそのことをすぐみふねにつげた。
みふねは自分のことのように喜んだ。
「よかったね、でもまさか藤家に仕えれるなんて驚いたかな」と
言うと表情が少し悲しげに、これから稽古とかもなくなるし
何かさみしいねと一言。
それに対し竹長は「あの時、俺弱かったし言うの恥ずかしかったから言うの
やめたんだ。」「何て」「一生みふねを守りたいって…今なら言えるかもな」
「え…それって…」「ああ、今までありがとうな。それと、よかったら
これからも支えてくれないか?」
雫がポツリと彼女の瞳から流れた、と同時に彼に満面の笑みを送った。
二人は結婚し、竹長は藤家に妻を連れあいさつに出向いた。
そのみふねの姿に藤は不敵な笑みを見せ、「気に入った」とぼそり。
みふねを近くによらせ耳元で彼女にだけ聞こえるようにささやく。
その言葉は権力を盾に身体を要求する脅迫する言葉だった。
みふねはその言葉に逆らうも身近に不吉なことが
何件も起こりだんだんその危険が竹長に及んでいることに気づく
それだけは避けたいと藤家に一人で赴き
一度だけならといやいや承諾する。
だがいちどだけで藤は終わらず
彼女を脅迫し幾度も身体を交わらせ
だんだんと堕ちていく彼女
そしてついに彼の前で…
彼は使える主人なので頭を下げて耐えるしかなかった
震えるふたり
快楽に震えるみふね
悔しさに震える竹長
という設定です。
竹長は耐え切れず藤を殺しみふねをおいてどこかへ姿を消します
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