シエル先輩拷問カニバ
by おれんじまんぼう
ある日、一人の娘が地下牢に連れて来られた。
牢屋、というのすら考えさせられる、じめじめした石室は、そこら中に血がこびりついている。
彼女は村で、魔女として選ばれたのだった。
周囲の血痕は先輩たちの残した痕跡だ。
まず彼女は、魔女であることを確定させるために、全身の各部に魔女と書かれた焼き印を押された。特に額に押されたものは痛々しく、彼女がもはや普通の人間には戻れないことを明示していた。
次に彼女は、人間以下の存在として、手足を切り落とされた。これは彼女が【魔法】を使わないようにする対策でもあった。
この村の人間は狂っていた。全員が何か不幸なことが起こると魔女のせいだというし、彼らの中の誰も使うことが出来ない魔法とやらを信じ込んでいる。
彼女は魔法の魔の字すら知らなかった。子供の頃から教えられていた悪い魔女とやらを憎んでいた。
自分がそんな邪悪な存在に仕立てあげられるなどとは、まるで思っていなかった。
次に魔女の種を断つために、彼女の子宮は焼かれた。
股間は炭化して壊死し、尿道だけが繰り抜かれて残されたが、尿と便は垂れ流しになった。
村人たちは、彼女に魔女であると証言させるために、いかなることもやった。
酷い拷問で、彼女の体は醜く変形していった。
ある日、ハロウィンの日、彼女は魔女の帽子をかぶらされて、街中を歩かさせられた。
くるぶしから先が無い足で何度も転ぶが、周りの男たちは笑いながら蹴りを入れるだけだ。
その中には幼なじみの顔もあった。
そこで彼女の心は折れた。
自分が魔女だと宣言するのにそれほど時間は要らなかった。
翌日から魔女に対する責めはより厳しい物になった。
最後に処刑が宣告された時、彼女は心底安堵した。
自分の首に迫る電気のこぎりに向かってほほえみくらいに、彼女は慈母のようであった。
***
彼女の死後、遺体は村人に供された。
魔女として生贄にされた娘を慰める、という趣旨のものだが、その場には男しか居ない。
来年には、また村に災厄をもたらす魔女として、一人が村人の生きた玩具にされるのだ。
目も口も縫い合わされた遺体の顔は、まるで慈母のように微笑を浮かべていた。
***
魔女として捕まったシエル。
現代に時代錯誤な魔女狩りの風習を持った村人たちの、魔女に対する仕打ちは、更に常軌を逸したものであった・・・
みたいなB級エログロホラーください。
某氏のリクエスト:シエル先輩解体 にいろいろ味付けした結果更にヤバいものになったもの。
お誕生日おめでとうございます!
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