黒縁さんの受難9
by ouraku
「B115。お客さんだ」
そういって工場長が連れてきたのは全身白い衣装の女だった。まるでハロウィンのような格好をした奇抜な女だったがそれよりもある物体が黒縁の視線を釘付けにしていた。
「こいつが新人か?工場長」
「ええ。なかなかの肉付きでしょう?薬品にも○▼■▼・・・・・・」
商品の説明。つまり黒縁の話しをしているわけだがその彼女の耳にその言葉は届いていない。
「どうした?コイツが気になるのか?」
白い女はその手綱に繋がった1人の少年を引き寄せる。少年。だが顔立ちや体格は少女といっていいほど華奢であり控えめに見てもかわいいに分類されるだろう。言われなければ少女といったほうがしっくり来る。頭に角が生えているのはハロウィンの仮装かもしれない。そんなことよりも、それらを塗りつぶすがごとくそそり立つ男性の象徴はもはやその少年の腕より太く力強く脈打っていた。
「せっかくだから相手をしてもらうといい。いいかね工場長?」
白い女は工場長に金を渡すと少年を黒縁に解き放つのであった。
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