まどかの壊し方
まどかが何かの弾みで記憶を取り戻す―
それがほむらにとっては怖かった・・・
悩んだ末ある考えに辿り着く・・それは
『まどかの人格を破壊する』
自分のところから去ってしまうよりは自分の手で・・・・
そう思ったのだ。
自分は悪魔でここは自分の支配する世界、
やりようなどいくらでもあるのだ、そして・・・
「気分はどう?」
「・・・・・・・」
まどかはなぜ自分がこんな仕打ちを受けるのか、
その理由すらわかっていないだろう、
だがそれでいいのだ。
「そんな姿も素敵よ、まどか」
もごっ・・っと轡を噛まされた口から声が漏れた。
それは侮蔑か哀れみか・・・
いずれにしろ、もう二度と彼女が自分に笑顔を向けることはない―
それがほむらにとって心残りであった。
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