蔵の中
日の目を見るのは何日ぶりだろうか・・・大妖精は眩しさで目がくらんだ
「うっわ汚ったねぇな~」
蔵の戸を開けた男たちが顔をしかめる。
羽根を折られ、足の腱を切られた。
歩くことも飛ぶこともできず精液と尿に塗れた惨めな姿を晒す・・・それがいまの大妖精だった。
「畑で悪さしようとすっからとっちめてやろうと思って捕まえたんだけどよ~」
「まさか妖精が孕むとは思わなかったなぁ・・・」
「で、どうするよ?」
「町で売れねえかな・・・」
「う~ん・・・」
そんな村人の会話を大妖精は虚ろな目で見つめることしかできなかった・
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