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喘ぎ声(あえぎこえ)とは | ニジエのエロ用語辞書『大性典』

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エンドレス即落ち

喘ぎ声

あえぎこえ

喘ぎ声とは性交時、快楽によって出る声のことである。

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概要



ちなみに喘ぎ声は病気等で苦しんでいる時にも使われるので文法的には、よがり声の方が性交時の声として正しいかも知れない。ただ、タグ的には喘ぎ声をそちらの意味で使う方が圧倒的多数のためこの記事においても文法より多数派を優先してまとめることとする。

エロにおいて喘ぎ声は本人の興奮のみならずパートナーやオカズにする第三者にも興奮を促すスパイス的存在であると
いえる。見た目のエロさがあっても無音では寂しいが、それに音声がつけばより燃え上がるのは必然というものであろう。


古くは浮世絵にもその存在は見られ「アレアレ」「スーハスーハ」「きくきく」等が当時の流行であったようだ。
明治~戦前時はわいせつ表現の規制が厳しくなり直接的な表現をすると警察に即摘発される時代が到来すると表現者は減ったものの死滅するには至らず「ええわええわ」「死ぬ死ぬ」「ウウンウウン」等の喘ぎ声が官能小説内に見られる。

またこのころは性器を別のモノに置き換えて表現したり、オノマトペ(擬音)に工夫をこらして濡れ場を想像させる技法で摘発をかわしつつ読者のニーズに応えるべく小説家たちが警察と知恵比べをする時代であった。

大戦後からじょじょに規制は緩和されていきエロ表現の主戦場は官能小説から主に漫画へと移り変わっていく。
喘ぎ声の流行の移り変わりはそこでも止まることは無く00年代には「らめえ」「んおおっ」「きもぢい゛い゛」等の
「みさくら語」が同人誌界隈を中心に流行する。

90年代までの喘ぎ声はまだ理性ある中の声だったが痴女性が爆裂したような響きは当時、喘ぎ声の常識を覆す革命児であった。…が、10年代以降はみさくら語も影を潜め新たなる喘ぎ声の流行にその座を明け渡し世代交代は続いているのであった。

そんな喘ぎ声の世界は奥深い。絵で描くときはフォントより雑な手書きの方が好まれる暗黙のルールもあるという。
次はどんな声が流行るのか?今後も興味深く追い続けたいものである。

ンググゥウウウ~ッ~ッ!(本文は「官能小説 用語表現辞典」「エロ漫画表現史」等を参考にまとめました)


関連タグ


オホ声

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