ボーイッシュレイプ
by ぶーちゃん
実沙はなんというか、生意気なやつだ。
すぐ手が出るし、相手が男子だろうが上級生だろうが構わず向かっていく。クラスの男子で、アイツの跳び蹴りを食らったことがないやつはいないだろう。
とにかく、そういう跳ねっ返りだった。
近所の空き地で僕が実沙を見つけたのは、ある蒸し暑い土曜の夕方のことだった。
何人かの上級生に押さえつけられ、ハサミで服を切られて、代わる代わる上級生が実沙の上に覆い被さっていた。僕はそれを隠れてみていることしかできなかった。
上級生が帰っていった後、草むらの中に半裸で横たわる実沙に声をかけた。僕は実沙を家に連れて行った。
シャワーを浴び、僕の服に着替えた実沙は、涙声で僕にすがった。今日のことは誰にも言わないで。お願い。
僕の前にいたのは、初めて体験した暴力的な男の性におびえる、一人のか弱い女の子の実沙だった。
僕の中の「男」が、ムクムクと頭をもたげていくのが分かった。
僕は実沙の頬に手を添え、言った。
「いいよ。その代わり……」
あの夏、さんざん弄んだ美佳の匂いを、僕は今でも思い出すのだ。
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